日大・MARCHレベルの進め方

参考書ルートの紹介

「高校入試強くない国語 古文漢文」

まず最初に日大レベルの進め方ですが、1冊目「高校入試強くない国語 古文漢文」です。古文でも出てきた高校入試用の参考書ですね。古文の残り、漢文6題分だけを進めていきます。入門と実践に分かれていて、実践が高校入試の問題。入門が内容がイラスト漫画になっています。古文と同じですが、本文でどれだけ情報量が不足しているのか、どこを読み取らなくてはいけないのかを知るための教材です。とりあえず1回といてみましょう。本文で書かれている情報量の少なさなどかがわかってきます。これは大体1週間で終えましょう。

「ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習」1〜2章

次に取り掛かるのが、「ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習」です。1〜10まで全10章ありますが、その中の1と2章だけをやってください。内容は「返り点、再読文字」だけです。もう既にわかる人はやらなくてもいいしょう。漢文習ったことない、忘れてしまったという人はやってください。内容もわかりやすいですし、1と2章だけなので、2日で終えましょう。

「漢文早覚え速報速答法のパワーアップ版」

返り点、再読文字がわかる人はステップアップノートを飛ばして、「漢文早覚え速報速答法のパワーアップ版」から始めましょう。通称「早覚え」でベストセラーロングセラーの参考書です。
句法が全部で10項と漢字。パワーアップ版では、別冊で問題か追加されています。基本の句法と漢字さえおさえれば、別冊はやりたければやると更に良いでしょう。「早覚え」は1冊にポイントがまとまっていている参考書です。
句法の部分全10項を3週程度で終わらせ、同時並行で漢字も終わらせる。漢字は読みと意味両方入れるように進めていきましょう。別冊をもしやるのであれば1週間位で、合計1ヶ月位で終わらせましょう。

レベルに合わせて「漢文ヤマのヤマ」

同じようなシリーズで「漢文ヤマのヤマ」でも良いですね。ただ、難易度は「早覚え」よりも高めなので、国立二次を考える人であれば「早覚え」の代わりに「ヤマのヤマ」を使っても良いのではないでしょうか。

「ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習」3〜10章

そして再度「ステップアップノート10」の3〜10章を2週間で終わらせましょう。1〜2章は先に終わらせてありますね。この中の10章が漢詩。この10章だけは最悪時間がなくても絶対にやるようにしてください。漢詩のルールだけは必ずやっておかないと、出た瞬間アウトです。難しくないのでしっかりやっておきましょう。

仕上げ

「マーク式基礎問題集漢文」

最初に「マーク式基礎問題集漢文」をやりましょう。センター形式です。ただ、センターよりも短めで難易度は簡単なものです。1日1題、週6のペースで終わらせましょう。

センター過去問へ

「マーク式」が終われば、センターの過去問へ。取り掛かるのは10年分くらいで充分でしょう。

センター過去問が終わればセンター突破できる!

以上が全て終われば、センターは突破できるでしょう。ただ、この時点でも点がとれないケースは、難しいテーマの文章がでてきたときか、漢字が原因でしょう。句法と簡単な読解はとれてきます。良い時は40点、悪い時は30点台(50点満点)で安定するでしょう。

安定を目指せるラインまで練習と復習を

共通テストの実践問題集をやったりとか復習をやっていけば8〜9割は安定して、満点もとれていけるでしょう。ただ、漢字には運があります。なので出題回によっては落としても仕方ないくらいの気持ちをもっていましょう。

進め方の時間軸

上記紹介してきた、参考書の進め方をまとめると「こわくない」1週間「ステップアップ(1〜2章)」0.5週間「漢文早覚え」1ヶ月「ステップアップ(3〜10章)」2〜3週間「マーク式とセンターの過去問」1ヶ月 合計、約2〜3ヶ月でセンターまで進めます。時間がなかったら、「マーク式」をカットしてしまえば2ヶ月で終わるでしょう。なので、10月11月から始めてセンター間にあうかというと、充分間に合います。ギリギリだとしても漢文を考えている人は始めてしまうのがいいと思います。

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